小山大蛇伝説
ストーリー
むかし むかし、それは鎌倉時代・・・・・・
牛尾山の観音さまにお参りする人や小山の里の人々を攫う大蛇が現れ
皆困りはてておったそうな。
そのころ小山の里には内海景忠という力の強い武士が住んでいました。
ある日のこと内海景忠は一人牛尾山に登り大蛇に戦いを挑みました。
そして壮絶な死闘の末、遂に大蛇を退治したのです。
死んだ大蛇は川下へと流れ音羽川の川岸に流れつき、
村人の手で焼かれたとか。
以来、地元の人たちは毎年2月9日に大蛇の霊が宿るとされる
川岸の松ノ木へ稲ワラで作った大蛇のしめ縄を奉納し、
山の安全と豊作を祈りつづけたといい伝えられています。
制作工程
まず大量の稲藁を用意します。その数なんと300束なぜ稲藁か?と言うと豊作を願うわけですから稲藁を使うのは当然と言う訳です。次にその稲藁を昔の洗濯 機に付いていた絞り機のような機械(名称不明)を使って柔らかくします。私も一度お手伝いをしましたが、これがけっこう大変な作業で同時進行で大蛇の製作 にも取り掛かります。稲のカスが飛ぶしハンドルは重たいしと、案外疲れます。
制作
いよいよ本体の製作です。最初に細めの藁束で頭を造りそこから太めの藁束で胴体を作ります。
胴体は3本の太い藁束を繋ぎ3人がかりで「一二の三!」の掛け声で捻っていき、暫くこの作業を繰り返します。
仕上げ
出来上がった胴体を青竹に巻きつけ、口を赤く塗って、ミカンの目を付ければ完成です。
作業に携わった皆様、お疲れ様でした今年もこのように立派な大蛇が完成致しました。
次はいよいよ奉納です。
奉納
では、いよいよ奉納です。大蛇は製作に携わった皆さんに担がれて音羽川の辺まで運ばれ大きな松の木に奉納されます。
今年も豊作で有りますように。