我が町?村?小山
京の奥座敷山科のまた東に小山と言う村が在りますそうな、そこは京都の東の果て・・
京の日出処の村
天文5年(1536)に大塚から独立した村で、私も小山に住んで40年近くなります。牛尾山に抱かれたこの町or村は古くから農業を営み自然と共に歩んできた場所です。今では新興住宅などが出来、嘗ての田園風景も少なくなりましたが、まだまだ自然がいっぱいです。牛尾山ハイキングコースには多くのハイカーが自然を満喫しにやって来ます。そして古より伝わる大蛇伝説など・・このサイトでは小山のレストラン・田舎民具資料館・牛尾山・大蛇伝説などを紹介していきます。
名神高速沿いから東を見た風景で中央に見えるのが牛尾山です。写真の南北に東へ向かう道が有りどちらを通るのもお好み次第南を行けば大蛇伝説のしめ縄が在り北を行けば飴匠さわはら・ビストロSIBAKI・民具資料館が在ります。
※(写)のアイコンをクリックしてください。
終わりに際して
如何でしたでしょうか、私が小山に住んで50年ほど経ちましたがこれほど小山に関心を持ったことがありませんでした。今回ホームページを作るに当たりいろんな方々にご協力いただき自分の住んでいる所がいかに素晴らしいかを実感致しました。しかしHP製作は始めてのことですので見苦しいとこが有るかと思います。今後はよりグレードアップ出来るように宝箱のような小山を紹介して行きたいと思いますので小山の皆様には是非ともお力添えを賜れば幸いで御座います。
もし修正個所やご意見が御座いましたらご教授賜りたく御願い申し上げます。
連絡先 飴匠さわはら
御協力頂いた方々(順位不動)
竹谷誠一様・竹谷郁夫様・竹谷宗雄様・竹谷和子様・中川良賢様
有難う御座いました。
製作者 タダの飴屋
田舎民具資料館
ご来館いただき誠にありがとうございます。
本館の展示品はもともと学校の教材として近所の農家をはじめ多くの方々のご協力を得て収集したものです。
千年にわたって『京の都』を支えてきた『京の田舎』で使われてきた仕事と暮しの道具です。
私たちの祖先の汗と手垢がしみ、随所に工夫と改善の努力が見られる貴重な生活文化財です。
看板
地図に沿って歩いていると右手に
この別館が見えます。
看板の下に有るのが龍尾車(足踏み水車)です。
別館前
正面玄関を入って右側が別館になります。
ここからは入れませんが、
前にはお米の選別機が置いてあります。
別館
商いに関する道具
2階奥の渡廊下の先に
別館が有ります。ここは商売の道具が並んでいます。
思わず帳場格子の後ろに座りたくなります。
【展示内容】
暖簾(のれん)
帳場格子
算盤(そろばん)
大福帳
銭箱
銭ます
矢立
大小
車倉庫
商いに関する道具
玄関の左側に有る車小屋は皆さんご存知の物ばかり。
乗ってみたくなる人もいるはずです。
そういえば昔の怪獣映画を見ていると逃げ惑う人の中に
大八車を引いているオジサンが必ずいます。
【展示内容】
荷車
大八車
山車
木馬
自転車
リアカー
車石
荷車の車輪・車軸
籠
本館前
正面玄関の右側には昔の消化ポンプと茶壷が置いてあります。
この消化ポンプは左右のハンドルを交互に押すと
水が出る仕組みに成っています。
本館一階
仕事道具
1階に下りると農業や織物の仕事に使われていた道具が
展示されています。
TVの時代劇でしか見たことが無い物や今も使われている
物などが多く並んでいます。
【展示内容】
●農機具
鍬・苗代ごて・唐すき・馬鍬
龍骨水車・・・・など
●織り仕事の道具
綿の実・かせぐるま・糸巻き
木綿機・・・・など
●茶つくりの道具
茶刈ばさみ・茶とおし・茶壷
手廻し製茶機・・・・など
●山仕事の道具
鋸・鉈・鎌・斧・・・・など
本館二階
暮しの道具
玄関を入るとそこは本館の2階になります。
このフロアは日常生活で多く使わていた道具が展示されています。
使い方を想像してタイムスリップして下さい。
【展示内容】
●衣に関する道具
砧(きぬた)、針箱、盥(たらい)
炭火アイロン・・・・など
●食に関する道具
唐臼、はんぼ、米櫃、重箱、鍋
水車石臼・・・・など
●住に関する道具
燈台、吊ランプ、火打箱、長持
屏風(びょうぶ)・・・・など
山科川沿いにたたずむ昔ながらの露山水車
山科に現存する歴史の長い古道の一つである牛尾山道。この山道を進んでいくと、徐々に忙しい街中の騒音や情景と離れ、鳥のさえずりや山道沿いに流れる山科川のせせらぎの音が聞こえてきます。その道中に、華やかな色の華と樹木が並ぶ風情ある庭園と共にある自然な木目の色が初々しい大きな水車小屋が見えてきます。ほのかに香るヒノキと、流れる水に合わせて力強く回る水車の音が、不思議と穏やかでどこか懐かしい気持ちにさせてくれます。